T-TOC RECORDS

きしのりこ

千葉県市川市出身。幼い頃より歌手に憧れ毎日を過ごす。小学校から長唄三味線、中学・高校ではミュージカル部に所属し、声楽とダンスを学ぶ。
東京芸術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業後、自ら作詞作曲を始める。 2006 年 9 月、初のストリートライブにて自主制作 CD を発表。
2008 年、“ピアノ押さえ語り” スタイルを取り入れる等、表現の幅を広げるとともに活動の場を関東地区から全国へと拡げていく。 2013 年、Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE にて自身 10 回目となるワンマン LIVE を決行し、成功させる。 その後も毎年ワンマンライブを開催。
360 度客席ホールワンマン、POPS と長唄の融合を目指したライブ、物語仕立てのライブなど唯一無二のステージを行う。

「ありがとうと笑顔を届けたい」を込めたライブ・パフォーマンスは見る者を魅了する。 2008 年より市川うらら FM( 旧 FM うらやす)にてラジオパーソナリティも務めている。

 Official Web Site

あいことば

 

2018.12.26 release
TSFC-0006 ¥2,778+税

「笑おう 泣こう 一緒に行こう」をモットーに曲を作り、ステージを作る。
あなたと私の歌を歌うよ。きしのりこ初のベストアルバム !
特典 MV も 2 曲収録 !
 

きしのりこ(Vo.Pf) 西島健司(Ba.) 小川徹(Pf.Key) 春山弘臣(Gt.) maruyaMAX(Perc.) 角谷正史(Dr.)

【CD】
01. 10文字のラブレター
02. ラーメン屋さんにひとりで行けません

03. あなたがここにいてよかった
04. まんま
05. べランダ

06. 天下統一
07. おにぎり
08. 痛い
09. 空と果実と私

10. 感謝状
 

【きしのりこ 楽曲解説】

10文字のラブレター
「どうしようきみがすき」この言葉しか思いつかなかった恋をした時に作りました。 今回アルバムに収録する中で歌詞とメロディーのアレンジもして頂き変更を重ね、より心に届きやすくなったのではないかなと思っています。ギターの始まり、温かいバンドサウンドがすご く好きな曲です。ライブでは10文字の言葉に合わせてみんなで指折り数える仕草をするのも
定着しています。
 
ラーメン屋さんにひとりで行けません
元は中華料理店でライブをする際に、その日限定で歌おうと思って作った曲です。 しかし、応援歌として好評を得、バンドサウンドの楽曲の中では一位二位を争う程人気曲と なりました。本当はもうラーメン屋さんにひとりで行ける気もしているけれど、この曲が売れるまでは一人で行かない事にしている。(行けたら次曲を作る、らしい。)
 
あなたがここにいてよかった
大切な友達夫婦の結婚式でプレゼントした曲。
温かさや優しさをとにかく感じられる曲にしたい、と思って作りました。 温かで穏やかな家庭に流れるようなそんな一曲でありますように。
 
まんま
一緒に暮らしていた時はうまく朝の挨拶すらできなかった、未だにちゃんと話しすら出来ない父親へ。
似た者同士の父へ娘からのラブソングです。なんとなくお父さんはベースというイメージがあるので、敢えてピアノの音は入れずにベースだけの場面を数カ所に作りました。

 
ベランダ
2018年。誕生日を迎える前に、今までであった方や起きた出来事などを考えていた時に、ふ と浮かんだ曲。自ら命を絶ってしまった人の事、そういう思いを持っている人、持っていた人。 残された人の事。誰のことも責めないで。生きたいと思う力はいつどこで手に出来るかわかりません。死にたいと思っている人が、生きてみようかなって思える曲を作りたい。それが私の願いです。
 
天下統一
日本の城を急に好きになった数年前。元々古典音楽を勉強したり、日本の古き良き物に触れ る機会が多い方ではあるのですが、歴史が全然わからなく、少しずつ勉強し直していく中で、 自分の人生と昔の人を想像しながら作りました。「天下統一」というタイトルは、ファンの方がつけて下さいました。
 
おにぎり
元々は、私があなたのお守りになりたい、そんな気持ちで「お守り」という曲として作りました。 おにぎりって、愛情がこもっていて、元気になって、大切な物が沢山詰まっている食べ物の一 つだと思っているのですが、食べている時に、何か胸に支えてしまうことってありませんか? 時間が経てばなくなることはわかっているのだけれど、どこか苦しくて消化できない。そんな状態と心の苦しみがどことなく似ているか気がして書き直しました。誰かの痛みをわかり切ることは出来ません。それでもそばにいたいと思うのです。
 
痛い
きっと、色んな事に疲れていました。どうしていいかわからなくなっていました。 自分の事も見えなくなっていました。想いを吐き出すかのように書きました。歌ってみたら色々な物と闘う方の心に届きました。嬉しかった。 自分が思う事と、他人が望む事、決して同じにはならないかもしれません。でも想ってくれる優しさにいつかちゃんとありがとうが言える日まで、頑張れ。 私も頑張る。そう思って歌っています。
 
空と果実と私
2010年新たなチャレンジをしよう。そう思って決めたワンマンライブがありました。 沢山路上ライブをしました。足を止めてもらえる日もあれば、誰一人見向きもしてくれない日も ありました。下しか向いて歩けなかった日々。ライブハウスからの帰り道、ふと顔を上げたら目 の前には雲一つない青空が広がっていました。あんなに美しくて力をもらった青空を見たの は初めてでした。「こんな私に触れてくれて ありがとう」あなたが大切だ。
 
感謝状
2017年の終わり。曲を作りたいとパーカッションのmaruyaMAXとスタジオに入り、メロディ を作りました。聴いて下さる以上の愛を下さるファンの方や支えてくれる沢山の方にありがと うを伝える曲を書くと決めていました。だから、お手紙を読むように、1番は歌ではなくて台詞にしました。沢山の方の笑顔も涙もこの曲を通して、見て感じる事が出来ました。大切な私とあなたの歌です。